【特集5】ドリームキャストでmp3を再生してみた!
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| 先日、友人からドリームキャストを安く売ってもらいました。それで、以前から 気になっていたアレをついに試してみました。DCMP3、ドリームキャスト用mp3 プレイヤーです。 ■用意するもの ・TVにちゃんとつながったドリームキャスト ・CD-Rドライブのつながったパソコン ・CD-Rメディア最低2枚 ・nero(体験版でもOK) ・BOOTCDのイメージファイル(nero用のもの) ・DCMP3 ・mp3ファイル(44.1kHz、128kbps、ステレオが望ましい) ■再生まで手順 1.ブートCDを作る ブートCDというのはドリームキャストを起動させ、次のプログラムを待つ状態 まで持っていってくれるCDです。 ダウンロードしたファイルを解凍すると、さらにrarで圧縮されているファイルが 出てくるので、それも解凍します。そうすると、image.nrgとneroboot.txtが出てく るはずです。このうちimage.nrgの方がnero用のCDイメージなので、neroがイン ストールされていればダブルクリックするだけでほとんど自動で設定されると思 います。あとは焼くだけ。 ちなみに、どうやらブートCDは他にも使い道があるそうなので、ドリームキャ ストを持ってる方は1枚持っておくと何かと便利かもしれませんね。 2.DCMP3+mp3ファイルのCDを作る DCMP3はmp3プレイヤーソフト本体です。ダウンロードしたファイルを解凍す ると、Winceというフォルダとファイルが数個解凍されます。それらのファイルと 同じ場所にmp3というフォルダをつくり、その中に聴きたいmp3ファイルを入れ ます。さらにフォルダで分けることも可能です。 また、m3u形式のプレイリストにも対応してます。でも、注意点が二つ。ひとつ はWinampの拡張m3uはダメってことです。なんかうまく再生されません。もうひ とつは絶対パスはダメってこと。相対パスのm3uを入れましょう。 また、タグ情報には対応してないので、曲名などはファイル名に入れる必要 があります。しかし日本語には対応してませんので、すべて半角英数で付けて ください。日本語(2バイト文字)を入れた場合、その文字は□で表示されてし まいます。たとえば「LOVEマシーン.mp3」だったら「LOVE□□□□.mp3」と表示 されちゃいますので注意。 焼くソフトは基本的になんでもかまいませんが、設定は以下のように、 ISOレベル2 モード1 ISO 9660 Joliet セッションをクローズさせる と設定すれば大丈夫だと思います。私はこの設定でやって成功したので。 3.DCMP3を起動させる まずは、ドリームキャストにブートCDを入れ、通常のゲームソフトと同じように 起動します。ブートCDの作成に成功していれば、トナカイみたいなのがグルグ ル回る画面まで行きます。 その画面になったら今度はDCMP3のCDに入れ替えます。すると自動的に 読み込みが始まり、DCMP3のCDの作成に成功していれば、しばらく待つと ファイル名一覧の画面になるはずです。 4.mp3ファイルを再生させる いよいよあとは聴くだけです。すべての操作はコントローラーで行います。 十字キー(↑・↓) ・・・ ファイル、フォルダの選択 LRボタン ・・・ ファイル、フォルダの選択(10曲単位で移動) Aボタン ・・・ 再生 Yボタン ・・・ 停止 Xボタン ・・・ 前の曲を再生 Bボタン ・・・ 次の曲を再生 スタートボタン ・・・ 次の曲を再生?(Bと同じだが再生前にノイズが入る?) m3uファイルを再生させると、プレイリストが開きます。 Aボタン ・・・ 再生? Yボタン ・・・ 再生中に押せば停止、停止中に押せばプレイリストを閉じる Xボタン ・・・ 前の曲を再生 Bボタン ・・・ 次の曲を再生 スタートボタン ・・・ シャッフル再生のON/OFF切り替え また、フォルダ階層を戻っていくとドリームキャスト内部のファイル構造を知る ことができます。もちろん中身を見ることはできませんが、ファイル一覧を見る だけでもなんとなく面白いですよ。Windowsっていうフォルダがあって、その中に ole32.dllやmmtimer.dllなどの見たことあるファイルや、ddraw.dllとかdsound.dllな どのDirectXのDLLがあったりします。 終了方法は、電源を切るだけ(多分)です。次回からの起動は当然ブートCD を入れるところからです。また、ほかのmp3ファイルを聴きたいときは、DCMP3 とmp3ファイルの入ったCDをまた作成する必要があります。ブートCDは今回 作ったやつをそのまま使えます。 ■実際聴いてみた感想 とりあえず音質ですが、よいとは言えませんがBGM程度なら十分か、といっ たところでしょう。ちなみに、TVのスピーカではなく、オーディオアンプやコンポ につないでちゃんとしたスピーカから出しただけでかなり改善されます。 あと気になるのが再生スピードです。ほんの0.1%くらい遅いような気がする んですよね。私の気のせいならいいんですけど、ピッチが下がってたりすること はないので、気にならない程度なんですけど。 また、低音がかなり強烈です。普通の曲でもかなりズンズンきます。やりすぎ なくらいです。ヒップホップとかバスドラの強力な曲のばあい低音が割れて結構 聴きづらいです。なにか外の機材(コンポなど)から音を出しているなら、イコラ イザーで低音を下げることで解決しますが、TVスピーカからそのまま聴くなら ちょっと厳しいかもしれません。mp3ファイルそのものの低音を抑えたりする等 の対策をとったほうがいいかも。まあ気にならないなら全然いいですけど。曲に よっては全然気にならなかったりもするので、とりあえずCD-R1枚ムダにする つもりでいろんなタイプの曲を入れてみて試すのもいいかもしれませんね。 音はまあ気にしないとすると、実際130曲ほどはいるので、かなり使えます。 ただ、CDの入れ替えがすぐできないので(1回ずつブートCDが必要)1度に聴 ける量を130曲とすると、大容量派の私にはちょっと物足りないってのもあるん ですが、あくまでメインではなくBGM用とすれば、パソコンにまったく負荷をか けずにそれなりの音でそれなりの量のmp3が聴けるってのは利用価値はある と思います。 ■今後望むこと やはり、日本語表示はほしいですね。またタグ情報にも対応してほしいところ です。そして、当然音質の向上とディスクの入れ替えへの対応、といった感じで すね。早送りができたり、リピート機能があったり、そういう再生時の操作性も 少しほしいところです。 ただ、このDCMP3はまだバージョンアップが続いてるようなので、今後どん どん使いやすくなっていくと思われるので期待大ではあります。 ■最後に 今回は、本当に試してよかったと思います。パソコン以外の機械からmp3を聴 くのもまだめずらしいですし、それが特殊な機械を必要とせず(ドリームキャスト は十分特殊な機械かもしれませんが)またメディアもCD-Rという安くて大容量 のメディアを使うという大容量派の私にぴったりな感じです。 とりあえず今後もBGM用マシンとしてドリームキャストは活躍しそうです。そし て、少しですがハードのほうにも興味が沸いてきました。いままではハードより もソフト、しかもフリーのソフトにほとんど重点をおいて見てきましたが、これほど 高性能なものもあるってことがわかり、このくらいならお金を出して楽しむのに も値するような感じです。携帯プレイヤー等もManbo-XのようにCD-Rを媒体と するものならちょっと試してみたいですね。 |
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